【新機能】Amazon ECSがWindows Serverコンテナをサポートしました
はじめに
今日ご紹介する新機能はこちら。
Amazon ECS(Elastic Container Service)が、Windows Serverコンテナをサポートしました。これまでもパブリックベータとしてサポートされてましたが、今回のリリースによりGenerally Availableになりました。ECSインスタンスのAMIはWindows Server 2016で、Docker 17.06 Enterprise EditionとECS Agent 1.16が含まれています。なお、ECSが提供されているリージョンでは全てWindows Serverコンテナが使えます。
やってみた
Amazon ECS管理コンソールの[Clusters]画面で[Create Cluster]ボタンをクリックします。
[Select cluseter template]に[EC2 Windows + Networking]がありますので、こちらを選択します。
あとは通常通りクラスタを作成します。作成したクラスタを見ると、ECSインスタンスが1台起動しています。
ECSインスタンスの詳細。[Operating system]がWindowsになっていることがわかります。
Windows Serverで動かすためのTask Definitionを作成します。[Task Definition]画面で[Create new Task Definition]ボタンをクリックします。
[Create new Task Definition]画面で適切に設定します。
画面下部にある[Configure JSON]ボタンをクリックします。
公式ドキュメントにあるサンプルスクリプトを使います。一点だけ、ホスト側のポートを80/tcpにしているとバッティングしたので8000/tcpに変更しています。
[Create]ボタンをクリックします。
次に[Services]を[Create]します。
[Configure service]で以下のようにTask definitionとClusterを設定します。Service nameとNumber of tasksは適当に。
ServiceをCreateし、しばらく待つと以下のようにActiveになります。
さいごに
IISを使ったWebアプリケーションなどもAmazon ECSでコンテナとして動作させることが出来るようになりました。特に業務システムでは需要があるのではないでしょうか。